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ファイナンシャルプランナーの大川真理子です。立春も過ぎ、暦の上では春とはいえ、コタツは絶賛稼働中、乾燥したお肌にハンドクリームがまだまだ手放せない季節です。
ところで先日、とても危ない経験をしました。自宅リビングのコンセントに電気ポットの電源プラグを差し込んだところ、バチっという大きな音とともに、コンセントから火花が出たのです。
その瞬間は訳が分からずとにかく差し込んだばかりのプラグを引き抜いたのですが、動揺して何秒か体が固まってしまいました。急に我に返って、電気ポットが大丈夫か確認したところ、電源も入りほっとしました。
コンセントの近くにたまたま置いてあった、プレゼント用のキラキラした袋が一瞬プラグに接触したのが原因でした。今回は火花が出る程度で済みましたが、火事になる可能性もありましたので、心底ヒヤッとしました。
空気が乾燥していますので皆さまもどうぞお気お付けくださいませ。前置きが長くなりましたが、今回はキャッシュレス(特にクレジットカード)でヒヤッとしないためのお話です。
■キャッシュレス決済が増えた日常でヒヤッとする場面
スーパーに専用レジが設置されるほど、キャッシュレス決済は一般的になりましたね。小銭を持ち歩くことなく大変便利ですが、いざレジに立ったとき「プリペイドカードにお金が入っていなかった」という経験はありませんか。
そして、最近は交通系カードなどを使って、切符を買うことなく改札を通ることもできます。ただ、残高不足のまま改札を通ろうとすると、ピーとかピコンとか音が鳴って改札を通してもらえず、かなり恥ずかしい思いをします(経験あり)。
また、現金支払いのみの店なのに、お財布に現金が入っていないなど、ちょっと気を付ければ防ぐことができたのに、ヒヤッとして困る出来事が日本のどこかで毎日起こっています。
■授業中に現金で切符を買う体験
スマホ一台で電車に乗り、お買い物もできて大変便利なキャッシュレス決済ですが、その分、現金を手にする機会は減っています。現在、小学校の授業において、現金で切符を買う体験 が取り入れられ、現金を触る貴重な機会となっています。
また、高校では2022年から金融教育の授業が義務化され、授業の内容のひとつとして、「クレジットカードの仕組みについて」があります。私も授業を担当することがあるのですが、成人年齢が18歳になっていますので、社会に出る前にクレジットカードを始めとした基本的なことを知っておくことは大切です。
■大人も要復習、クレジットカードの仕組み
ここから高校の授業の内容に沿ってすこし説明をしてみますが、大人の方も復習と思って読んでみてくださいね。まず、クレジットカードの仕組みについて。
お店でクレジットカード払いを選択すると、商品をその場で手に入れることはできますが、商品代金はクレジットカード会社に立て替えてもらっている状態です。そして、立て替えてもらっているお金は必ず返す必要があります。
クレジットカードを使う際には、支払の分割回数を選びます。1回ないし2回の場合は手数料がかかりませんが、それ以上の回数は手数料が発生します。
また、リボ払いといって、どれだけクレジットカードを使っても毎月の返済額は一定という返済方法があります。一見便利なように思えますが借入額がなかなか減らず、金利も大きくなりがちですので、できるだけリボ払いは避けましょう。
クレジットカードを使ってお金を引き出すキャッシングも手数料が高く設定されていることに注意が必要です。大人のみなさんは、ここまでの話は分かりますよね??
では、大人も子供も持っているスマホ、購入時の分割払いがもし滞ると、どのようなことになるでしょうか。
■支払いが滞るとどんな影響がある?
クレジットカードなどの取引の記録は信用情報と呼ばれます。車や住宅などのローンを組む際は信用情報を元に、金融機関はお金を貸してもいい相手なのかどうか審査をします。
支払いが滞っている場合などは金融機関との取引が難しくなることもあります。そして、実はクレジットカードなどの支払いだけ気をつければいいという訳ではありません。
みなさんが毎日使っているスマホは、購入時に分割するケースが多いです。分割料金の支払いが滞った場合も信用情報に影響が出る可能性がありますので、十分注意しましよう。
小学生もゲームの課金トラブルなどに巻き込まれるような時代です。大人により近い高校生に話をするときは「みんな本当に気を付けてね」と、心の底から毎回思っています。
■大きな金額の請求、あ、そういえば‥
基本的な話ですが、クレジットカードは支払いできる範囲で使うものです。請求額が思ったより多いとヒヤッとしますが、大人の場合、過去の自分が楽しく過ごした証拠(旅行とか、記念日のお食事とか、酔っぱらって気が大きくなり「ここは私が…」と言って支払った飲み会代とか)ということもあるかもしれません。
支払いはキャッシュレスですが、思い出はプライスレスです。何かの宣伝文句みたいになりましたが、家計簿をつけつつ、子供にもちゃんと説明できるような、上手なお金の使い方を心がけたいものです。
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